俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~




大地は、私を近くの階段脇に座らせると、おばさんに電話をしてくれて、迎えを頼んでくれた。



「すぐ来るって言ってたから、悪いけどもうしばらくだけ待ってな。大丈夫か?寒いだろ」



大地は私の隣に腰かけると、温めようとしてくれてるのか横から抱きしめてくれた。



「俺に寄りかかってていいから」



お言葉に甘えて大地に寄りかからせてもらう。


頭はガンガンするし、関節は痛むし、寒気は止まらないし、ほんとに最悪だ……。


それから、15分後。


おばさんから、到着したと大地のスマホに連絡があって。


大地に手伝ってもらいながら、下駄箱で靴を履き替えていると。



「大地、美月ちゃん!」



走ってきてくれたのか、おばさんは息をきらしていた。



「美月ちゃん、大丈夫!?」


「……はい。すみません、おばさんにまで迷惑をかけてしまって……」


「何言ってるのよぉ、そんなこと気にしなくていいの。それより、歩ける?大地、校舎脇に車を停めてあるから、そこまで一緒にお願い」


「おう、またおぶってくよ」


「それは、大丈夫」



おばさんのいる前じゃ、さすがに恥ずかしいし。