俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~




「この場合、この公式を使って……そうそう、それから、」



その夜、俺と美月はさっそくリビングのテレビの前にあるローテーブルで隣同士に座りながらテスト勉強をしていた。


正確には、美月に教えてもらってると言ったほうが正しいけど。


まさか、こんな風に美月とふたりきりで勉強できる日がくるなんてな。


それにしても、お風呂あがりの美月からはいい匂いがしてくるし。


距離が近すぎてやばい。


……っと、勉強に集中、集中。


じゃないと、自分の勉強だってあんのに、俺のためにこうして丁寧で分かりやすい説明をしてくれてる美月に悪いもんな。