俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~



……まるで、愛の告白でもされている気分。


すごく、胸の奥がくすぐったくて、照れ臭い。



「……ありがとね、菜乃花」



菜乃花のことを話してくれて。


私のことをそんな風に思ってくれて。


でもね、私は菜乃花が思ってるほど強くなんかないよ。


私はただ、他人に弱みを見せられないだけ。


素直に甘えることができないだけ。



「……美月ちゃん。もし迷惑じゃなかったら……今日のお昼、一緒に食べない?」



私の返事を不安そうに待つ菜乃花。



「……うん。いいよ」


「ほんとに!?よかった~ぁ!」



嬉しそうな菜乃花の表情につられて私も頬を綻ばせた。