「……うん、すき」 意地悪で優しくて、私のこと誰よりも分かってくれる。 唯くんが、だいすき。 こっそりと唯くんの送ってくれた写真を保存して、ロック画面に設定した。 スマホを見るたびに、ピンクみたいなオレンジみたいな光が浮かび上がって。 用もないのにその画面を見つめては、きみのことを考えた。