「……まあその時は、俺に就職すれば?」 「……へ?」 唯くんに?就職? 頭の中がハテナでいっぱいな私と、なぜか少し顔の赤い唯くん。 「唯くんの使用人ってこと……?」 唯くん、使用人を雇えるほど大金持ちになるつもりなの……? まあ、唯くんに雇ってもらえるなら安心だなぁ。 「じゃあ、唯くんのお世話できるように料理とか練習するね!」 なんて言えば、はあー、と盛大なため息をつく唯くん。 どうしてそんなに呆れ顔なの?