1/100でも、じゅうぶん甘いね。








「……まあその時は、俺に就職すれば?」






「……へ?」




唯くんに?就職?

頭の中がハテナでいっぱいな私と、なぜか少し顔の赤い唯くん。




「唯くんの使用人ってこと……?」





唯くん、使用人を雇えるほど大金持ちになるつもりなの……?

まあ、唯くんに雇ってもらえるなら安心だなぁ。





「じゃあ、唯くんのお世話できるように料理とか練習するね!」




なんて言えば、はあー、と盛大なため息をつく唯くん。


どうしてそんなに呆れ顔なの?