1/100でも、じゅうぶん甘いね。





「ど、どうしよう!もしかして私、このままじゃニートまっしぐらなんじゃない!?」




突然、突きつけられた現実に、半泣きになりながら隣にいる唯くんを見上げると。




「お前バカだもんな」



はっ、と笑う唯くん。
辛辣……!

少しは慰めるとかできないの?
彼女が泣きそうなんだよ?

そんなことないよとか、頑張れば大丈夫だよとか、そういう温かい言葉を期待していたのに。



そう文句を言おうとすると、唯くんがまだ言葉を続ける。