1/100でも、じゅうぶん甘いね。









「あ、お帰り柑奈、唯くん!」

「ただいま〜」


クラスの屋台に戻ると、さっき話していた優ちゃんが迎えてくれる。

唯くんはこれから当番のシフトが入っているので、焼きそばを焼かなくてはいけない。

私は優ちゃん?に「綿飴買いに行くの付き合ってよ」と言われて、屋台を後にした。



「……ねえ、キス、したことあるの?」

「え……私?あるよー。
なになに、ついに倉科くんとしたの!?」


目をキラキラさせて食いつく優ちゃんに、大慌てで首を横に振る。




「……唯くんも、したいって、思ってるのかな」



消え入りそうに小さな声で呟いたら、「当たり前じゃん〜」と軽く返されてしまった。