1/100でも、じゅうぶん甘いね。



「……唯くん、さ」

「うん」

「……私と……」

「うん?」




唯くんに、触れてみたい。

手を繋いだ時のドキドキと、心の奥からじんわりと熱が広がって、幸せな気持ちになる瞬間。


それをもっと近くで感じたい。




「……な、なんでもない!」



って、私、何言おうとしてるんだろう!
無理無理、恥ずかしいし、唯くんに引かれちゃったら嫌だし!


──私と、キスしたい?


なんて、聞けるわけないよ!




「はは、なんだよ」



眉を下げて、目を細めて笑う唯くん。

何したって私の胸を熱くするんだから、ずるいなぁ。