陰にて光咲く




「それ、絶対やべー奴だって」


目の前にいる健太は、手に持っていた箸で俺を指しながら言った。


昼休みの学食で健太にアズマの異常な行動を話すと、健太は唖然と聞いていた。


信じられない話しに、健太は瞬きをすることさえ忘れてるみたいだ。


「それってつまりさ、拓夢に依存してるってことだろ?」


「依存…」


「だってありえねーだろ!お前ん家に毎日泊まりに来ようとしてたり、連絡先もお前だけって…拓夢のことよっぽど気に入ってんじゃん」


そんなに気に入られるようなこと、あいつにしたか?


ただ普通の友達と変わらない接し方をしてきたつもりだったのに。


アズマは何でそこまでして、俺に尽くすんだよ。


コップに残っていた水を飲み干し、頭を抱えた。