陰にて光咲く




俺はため息をついた後、今日のごみをアパートの下まで出しに行った。


部屋に戻って台所で物音がしてるので目を向けると、アズマが背を向けて何やら料理をしているようだった。


「アズマ何してんの?」


声をかけるとアズマが振り向いた。


「朝飯作った。って言っても冷蔵庫にあった物のあり合わせだけど」


そう言ってアズマはキツネ色のチャーハンが乗ったお皿を二つテーブルの上においた。


「え、これお前が?」


「まあ泊めてもらったしさ。こんなんじゃ礼にもなってねーけど」


チャーハンからは温かそうな湯気が上がっていた。


一口食べると、


「うまっ・・」


「マジか!よかった」


アズマが料理できることがびっくりで、また意外な一面が見れた。