陰にて光咲く




さおりはアズマの居場所を知ってる。


そんな直感が頭をよぎり、さおりに問い詰めた。


しかし、さおりは黙っている。


俺はさおりの両肩を掴んで問い詰めた。


「言えよ‼︎アズマはどこにいるんだよ⁉︎」


「さあ…どうかしらね。今頃はもう死んじゃってるかも」


「は…?」


「殺されても仕方ないわ。だってずっとあたしたちの邪魔してきたんだもん。いつか殺さなきゃってずっと思ってたのよ」


し…死んだ?


頭から血の気が引いたようだ。


鼓動も大きく鳴る。


ノートに書かれていた''殺す''の文字が、目の前に見えた。



「ふざけんな‼︎お前アズマに何したんだよ⁉︎」


「何もしてないわよ。ただ、ある所に閉じこめてるの。もう一切私の邪魔させないために」


さおりはとぼけたように言った。


「ある所?それってどこだ‼︎」


なおもさおりは答えようとしない。


ついにさおりの胸ぐらを掴んでしまった。


「答えろ‼︎」


「いっ痛い‼︎離してよ拓夢っ」


「答えるまで離さない」


ぎゅうっと徐々に胸を締めていく。