「生徒会様…ねぇ…」
…ピンポンパンポーン
「奨学生、誠良聖那。今すぐ生徒会室に来い。10分以内だ」
透き通った低い声が校内に響く。
「…って…はぁ?!」
ガタッ…
私が生徒会室に呼ばれた…?
関わりたくないと言ったのに…。
最悪だ…。
「一ノ瀬さん。生徒会室ってどこにあるの?」
来たばかりの私を生徒会室に呼ぶなんて…何処にあるかわかるわけないじゃない。10分以内なんて非常識よ…。
「え…えっと、第2校舎の3階よ」
「…どうゆうこと?」
「どうしてあの女が生徒会様に?」
…だから言ったんだよ。関わりたくないって…。
「…どうも。一ノ瀬さん」

