次の日の朝、盛大に寝坊した私は道を走っている。


ハァハァ……


今日から授業も始まるのに。


なんで寝坊してんのよ!


こんな自分が嫌になってくる。


大きい門が目の前に見えてきた。


よし、あとは直線。


スピードをさらにあげて、私は走る。