屋上のドアを開け外へ出た。 「あ、美奈。 ちゃんと髪切ってきたんだね。 似合ってる、可愛いね。」 ルイさんは優しく微笑みながら私のほうを見た。 「ありがとう。 似合ってないって不安だったけど、ルイさんが言ってくれてすごく嬉しい」 そういい思わず少し微笑んだ。 「あ、美奈が笑った。」 「え…? 私、笑ってた…?」 「うん。やっぱり美奈の笑った顔は好きだなぁ。 それと、ルイさんじゃなくて、ルイって呼んで?」 私は自分で顔が赤くなるのがわかった。 呼び捨てはハードルが高いような…。