「貴方はコンパになど来る必要はないと思いますが」
と言うと、ちょっと笑う。
だが、ふと、明日実の頭に、そんな王様の様子を見て、片隅で、拗ねている男連中が浮かんだ。
「……大丈夫ですか、貴継さん。
お友達は居らっしゃいますか?」
「なんの心配をしてるんだ」
と言ったあとで、
「大丈夫だ。
同じようにモテるやつと小市民的な幸せを得ているだけで満足な連中がいる」
と言ってきた。
失礼なことに、モテるやつ、で、大和を、小市民で、笹原を思い浮かべてしまった。
……ごめんなさい、笹原さん、と思っていると、貴継は強く手をつかみ直し、
「だが、お前が俺のことを思ってくれているのはよくわかった」
と言ってくる。
お、思ってません。
ちょっと心配しただけですっ、とソファの肘掛けにのけぞるようにして、逃げかかっていると、
「明日実、観念しろ」
と明日実の横、肘掛けに手をついた貴継が言ってくる。
と言うと、ちょっと笑う。
だが、ふと、明日実の頭に、そんな王様の様子を見て、片隅で、拗ねている男連中が浮かんだ。
「……大丈夫ですか、貴継さん。
お友達は居らっしゃいますか?」
「なんの心配をしてるんだ」
と言ったあとで、
「大丈夫だ。
同じようにモテるやつと小市民的な幸せを得ているだけで満足な連中がいる」
と言ってきた。
失礼なことに、モテるやつ、で、大和を、小市民で、笹原を思い浮かべてしまった。
……ごめんなさい、笹原さん、と思っていると、貴継は強く手をつかみ直し、
「だが、お前が俺のことを思ってくれているのはよくわかった」
と言ってくる。
お、思ってません。
ちょっと心配しただけですっ、とソファの肘掛けにのけぞるようにして、逃げかかっていると、
「明日実、観念しろ」
と明日実の横、肘掛けに手をついた貴継が言ってくる。



