「真冬が俺を好きだったらなんなんだ?
俺にもあいつを好きになれって言うのかっ。
そんなこと信じられないし、関係ない。
あいつはずっと世間的にちょうどいいから、俺と結婚するって言ってたんだぞ。
だったら、俺が誰を好きでもいいだろうに。
なんで、俺の気持ちにまでケチをつけてくるんだっ!」
明日実、お前もだ、と怒鳴られた。
「俺が誰を思ってようと、俺の自由だっ。
俺が……ずっと明日実を好きで、明日実のことを忘れられないとしても、それも俺の自由なはずだ」
「ま、そこんとこはそうなんだが」
と貴継が腕を組み、口を挟んでくる。
「腹の中で思ってるだけならな」
態度に出すな、と貴継は言う。
今度は、そんな貴継を見下ろし、顕人は喧嘩を売り出した。
「なんだ、偉そうに。
だいたい、お前はなんだ?
そもそもどっから湧いてきたっ!」
それは私も訊きたいところだが、今、この状況で言うのは、完全な八つ当たりだな、と思っていた。
俺にもあいつを好きになれって言うのかっ。
そんなこと信じられないし、関係ない。
あいつはずっと世間的にちょうどいいから、俺と結婚するって言ってたんだぞ。
だったら、俺が誰を好きでもいいだろうに。
なんで、俺の気持ちにまでケチをつけてくるんだっ!」
明日実、お前もだ、と怒鳴られた。
「俺が誰を思ってようと、俺の自由だっ。
俺が……ずっと明日実を好きで、明日実のことを忘れられないとしても、それも俺の自由なはずだ」
「ま、そこんとこはそうなんだが」
と貴継が腕を組み、口を挟んでくる。
「腹の中で思ってるだけならな」
態度に出すな、と貴継は言う。
今度は、そんな貴継を見下ろし、顕人は喧嘩を売り出した。
「なんだ、偉そうに。
だいたい、お前はなんだ?
そもそもどっから湧いてきたっ!」
それは私も訊きたいところだが、今、この状況で言うのは、完全な八つ当たりだな、と思っていた。



