気づいたら、次から次へと六枚切りのパンをオーブンレンジのど真ん中に積み上げていた。 「せめて並べろ」 と言いながら、貴継がやってくれる。 貴継の大きな手が明日実の指先が触れ、びくりと逃げてしまう。 貴継が少しこちらを見た。