「ほら見ろ」
とこちらの考えを読んだように、明日実の手を押さえつけたまま、貴継は笑う。
「お前は誰かを好きになるのが怖いから、兄の顕人を好きだと思い込もうとしていただけだ」
「そ、そんなこと……」
「俺という王子が来た今、偽の王子はいらないだろ?」
と言いながら、明日実の頬に口づけてくる。
誰が王子だーっ。
っていうか、勝手にボタン外さないでっ。
「こんな手馴れてる人は嫌ですっ」
「俺が手馴れてなかったら、まったく手馴れてないお前とじゃ、なんにも話が進まないだろうがっ」
た、確かに……とちょっと思ってしまった。
「明日実」
とやさしく見つめてきながら、左手はもう明日実の服を脱がそうとしている。
「やっ、やっぱり嫌ですーっ」
「わかったっ」
と起き上がった貴継はいきなり、おのれのネクタイを外し、明日実の目に巻いて縛ろうとする。
「じゃあもう、目隠しして、俺をおにいさまだとでも思ってろっ」
とこちらの考えを読んだように、明日実の手を押さえつけたまま、貴継は笑う。
「お前は誰かを好きになるのが怖いから、兄の顕人を好きだと思い込もうとしていただけだ」
「そ、そんなこと……」
「俺という王子が来た今、偽の王子はいらないだろ?」
と言いながら、明日実の頬に口づけてくる。
誰が王子だーっ。
っていうか、勝手にボタン外さないでっ。
「こんな手馴れてる人は嫌ですっ」
「俺が手馴れてなかったら、まったく手馴れてないお前とじゃ、なんにも話が進まないだろうがっ」
た、確かに……とちょっと思ってしまった。
「明日実」
とやさしく見つめてきながら、左手はもう明日実の服を脱がそうとしている。
「やっ、やっぱり嫌ですーっ」
「わかったっ」
と起き上がった貴継はいきなり、おのれのネクタイを外し、明日実の目に巻いて縛ろうとする。
「じゃあもう、目隠しして、俺をおにいさまだとでも思ってろっ」



