「さっき、布団の確認してるとき見つけたんですよ。
クローゼットに残ってたんです」
と言ったのだが、貴継は、誰が借りるか、と言う。
「風呂上がりに全裸で歩いてやる」
「……警察に通報しますよ」
なんだかんだ揉めたあとで、じゃんけんの順番通りに風呂に入り、寝ることになった。
あー、疲れた。
先に風呂を使った明日実は、廊下を部屋へ向かいながら、全裸で歩いてやる、という貴継の脅しを思い出していたが。
まあ、あの人、しないだろうな、と思っていた。
なんだかんだで育ちが良さそうだから。
「おやすみなさい」
とまだ貴継の居ない、元顕人の部屋に向かい、一礼すると、自分の部屋に入る。
顕人にもらった指輪を机に置き、ベッドに入った。
目を閉じかけ、ちらとその指輪を見る。
……落ち込む暇もなかったな。
おにいさまを男の方として、本気で好きだったとかじゃないかもしれないけど。
クローゼットに残ってたんです」
と言ったのだが、貴継は、誰が借りるか、と言う。
「風呂上がりに全裸で歩いてやる」
「……警察に通報しますよ」
なんだかんだ揉めたあとで、じゃんけんの順番通りに風呂に入り、寝ることになった。
あー、疲れた。
先に風呂を使った明日実は、廊下を部屋へ向かいながら、全裸で歩いてやる、という貴継の脅しを思い出していたが。
まあ、あの人、しないだろうな、と思っていた。
なんだかんだで育ちが良さそうだから。
「おやすみなさい」
とまだ貴継の居ない、元顕人の部屋に向かい、一礼すると、自分の部屋に入る。
顕人にもらった指輪を机に置き、ベッドに入った。
目を閉じかけ、ちらとその指輪を見る。
……落ち込む暇もなかったな。
おにいさまを男の方として、本気で好きだったとかじゃないかもしれないけど。



