「いや、実は持ってる知り合いが居たんだ」
さすがですね、と思ったが言わなかった。
「この間、海外行ったとき、カジノで派手にすって、嫁に怒られたらしくて。
金がないわけじゃないんだが、お仕置きとして、道楽で集めてるものを始末しろと言われたとか。
じゃあ、これを俺に売れと言ったら、泣いていたが、たまに貸してやるからと言って、説得した」
……可哀想じゃないですか。
「これが俺の愛情だ、明日実」
貴方を可愛いと一言褒めただけで、こんなものがやってくるのですか。
だから、そのお金でマンションでも買ったらどうですかと思ったのだが、何故だか今は言う気にならなかった。
「あの、愛情を物とお金に換算するのやめてください」
「すぐ目に見えていいだろう」
えーと……。
「さあ、乗れ、明日実」
「で、でも、壊したりしたら……」
正直言って、古い車だ。
状態がいいとは言えない。
「大丈夫だ。
直すから」
「でも、こんな高い車もらえません」
「じゃあ、俺の車ってことでいい。
俺の車なら、お前の車だ」
さすがですね、と思ったが言わなかった。
「この間、海外行ったとき、カジノで派手にすって、嫁に怒られたらしくて。
金がないわけじゃないんだが、お仕置きとして、道楽で集めてるものを始末しろと言われたとか。
じゃあ、これを俺に売れと言ったら、泣いていたが、たまに貸してやるからと言って、説得した」
……可哀想じゃないですか。
「これが俺の愛情だ、明日実」
貴方を可愛いと一言褒めただけで、こんなものがやってくるのですか。
だから、そのお金でマンションでも買ったらどうですかと思ったのだが、何故だか今は言う気にならなかった。
「あの、愛情を物とお金に換算するのやめてください」
「すぐ目に見えていいだろう」
えーと……。
「さあ、乗れ、明日実」
「で、でも、壊したりしたら……」
正直言って、古い車だ。
状態がいいとは言えない。
「大丈夫だ。
直すから」
「でも、こんな高い車もらえません」
「じゃあ、俺の車ってことでいい。
俺の車なら、お前の車だ」



