駅に着いた明日実は、朝、ロッカーに入れておいたお泊まり用の荷物を取り出し、電車に乗った。 貴継にはああ言ったが、久しぶりにお泊まりに行くのも悪くない、と思っていた。 美味しいケーキを買って行こうっと。 ……あと、体力も溜めてから行かないと。 『助かるわー、明日実。 子どもたちの相手してよ』 とか言ってたからな……、と泊まりたい、と電話をかけたときのことを思い出していた。