「いや、あの……ご自分で勝手について来られたんですよね?」
と反論してみたが、大きながっちりした手で顎をつかまれ、動けない。
「なんで家がないんですか。
お金はあるんでしょ?
ホテルにでも泊まられたらどうですか?」
と必死に訴えかけてみる。
ホテルか、そうだな、と呟いた貴継は、
「途中で、鍵を持ってる顕人に入って来られても困るよな」
と言い出した。
なんの途中だ?
「じゃあ、お前、一緒にホテルに泊まるか。
知り合いのところで、言えば、すぐにいつも泊まる部屋を開けてもらえるところがある。
最上階だ」
だったら、ひとりで、そこに行けーっ!
「家もないのに、なんでそんなにお金持ってるんですかっ」
ともっともなことを訊いてみたのだが、貴継は人の上に乗ったまま、ふむ、と考え、
「なんでだと思う?」
と訊いてくる。
「な……、なんか凄い仕事してるとか」
と曖昧に答えると、
「……なんだ。
なんか凄い仕事って」
と案の定、突っ込まれた。
と反論してみたが、大きながっちりした手で顎をつかまれ、動けない。
「なんで家がないんですか。
お金はあるんでしょ?
ホテルにでも泊まられたらどうですか?」
と必死に訴えかけてみる。
ホテルか、そうだな、と呟いた貴継は、
「途中で、鍵を持ってる顕人に入って来られても困るよな」
と言い出した。
なんの途中だ?
「じゃあ、お前、一緒にホテルに泊まるか。
知り合いのところで、言えば、すぐにいつも泊まる部屋を開けてもらえるところがある。
最上階だ」
だったら、ひとりで、そこに行けーっ!
「家もないのに、なんでそんなにお金持ってるんですかっ」
ともっともなことを訊いてみたのだが、貴継は人の上に乗ったまま、ふむ、と考え、
「なんでだと思う?」
と訊いてくる。
「な……、なんか凄い仕事してるとか」
と曖昧に答えると、
「……なんだ。
なんか凄い仕事って」
と案の定、突っ込まれた。



