「一目見ただけでわかることもありますよっ。
私は、一目見たとき、貴方のことがわかりましたよ。
とんでもないケダモノだってっ」
「わかってたんなら、声をかけるなっ」
「最初に声をかけてきたのは、貴方だし。
婚約者に仕立て上げたときは、そこに居て、ちょうどよかったからですっ」
「お前は夢物語の中で生きてきた女だ。
お前の婚約者は顕人みたいな王子様みたいな男じゃないと、許されないはずなんだ。
つまり、俺は、ぱっと見られただけで、お前の中の王子にのし上がったんだっ」
「顔だけですよっ。
見た目だけですっ。
もう~っ。
なに言ってんですかっ」
「うるさいっ。
下僕っ」
下僕っ!?
そういや、さっきも言ったなっ、と今、気づく。
「お前のために、婚約者のふりをしてやってるんだっ。
俺に黙って従ってればいいんだ、この下僕がっ」
「もうっ、出てってくださいっ、王様っ!」
私は、一目見たとき、貴方のことがわかりましたよ。
とんでもないケダモノだってっ」
「わかってたんなら、声をかけるなっ」
「最初に声をかけてきたのは、貴方だし。
婚約者に仕立て上げたときは、そこに居て、ちょうどよかったからですっ」
「お前は夢物語の中で生きてきた女だ。
お前の婚約者は顕人みたいな王子様みたいな男じゃないと、許されないはずなんだ。
つまり、俺は、ぱっと見られただけで、お前の中の王子にのし上がったんだっ」
「顔だけですよっ。
見た目だけですっ。
もう~っ。
なに言ってんですかっ」
「うるさいっ。
下僕っ」
下僕っ!?
そういや、さっきも言ったなっ、と今、気づく。
「お前のために、婚約者のふりをしてやってるんだっ。
俺に黙って従ってればいいんだ、この下僕がっ」
「もうっ、出てってくださいっ、王様っ!」



