「お前は俺の婚約者だろうがっ。
婚約指輪もはめているっ」
「ええっ? じゃあ、外しますっ」
と明日実は指輪を外し、投げようとした。
だが、シルバーのイルカはこちらを見て、微笑んでいる。
……微笑んでいる
……微笑んでいる
ように見える。
な、投げられないっ。
投げずに項垂れた明日実を見て、貴継が言う。
「キャンディさん、ありがとう」
「キャンディさんはアシカですよ……」
膝を抱えていじける明日実に、貴継は、
「わかった。
同意の上でやろう」
と言ってくる。
「嫌です」
「今日がいいんだ」
「何故ですか」
「近いうちにいろいろあるんだ。
そのために、お前を人事部付にしたんだ」
と貴継は言う。
婚約指輪もはめているっ」
「ええっ? じゃあ、外しますっ」
と明日実は指輪を外し、投げようとした。
だが、シルバーのイルカはこちらを見て、微笑んでいる。
……微笑んでいる
……微笑んでいる
ように見える。
な、投げられないっ。
投げずに項垂れた明日実を見て、貴継が言う。
「キャンディさん、ありがとう」
「キャンディさんはアシカですよ……」
膝を抱えていじける明日実に、貴継は、
「わかった。
同意の上でやろう」
と言ってくる。
「嫌です」
「今日がいいんだ」
「何故ですか」
「近いうちにいろいろあるんだ。
そのために、お前を人事部付にしたんだ」
と貴継は言う。



