「ちょ、りょ、涼!やめてよ!」




「やーだ!
てか、愛ちゃん、そんな顔しても
咲凛は譲りませーん!」



ムムム!!別にいいもん!
私の方がえみちゃんといっぱい
いれるからねーっだ!!




「あ、黒」





涼くんが呼んだ名前を聞いただけで
ドクンと胸が高鳴る




「いたなら早く言えよなー!」




「なんか、わりぃ」




ドクン──