止まれと思うほど 震えが大きくなる 「へぇーへぇー 震えちゃって可愛いなぁ しっかり、楽しませてな」 再度私に伸びてきた手は 先程とは違う乱暴さで 私の腕を掴んだ。 「ッッ!!!」 もう声がでない。 助けを呼ぶ声も 泣き叫ぶ声も もう恐怖で飛んでしまった。