「あ、はあ…」
私は少し笑みを浮かべ、その子たちが開けたカーテンを閉めた。
やる気が出ない。帰りたい。
このワンピース、脱ぎ捨てたい。
というかなにこの部屋。クーラーついてんの?
めっちゃ熱いしなんかもう倒れそうだし。
それに…暗くてなんも見えないし本当に無理!
早く帰りたいからって苦手なお化け役なんか…立候補しなければよかった。
しなかったら今私は家にいたかもしれないのに。
本当はあの日からずっと文化祭のこの日が来なければいいと思うくらい憂鬱で。
日に日に近づいてくる度に、
クラスのみんながあと少しって盛り上がる度に
私のやる気は徐々に下がっていって。
もう、行きたくないな。
そう思うようになっていっていた。

