ーー後日
「こんにちは」
ノックの音のあとに愛珠の声が聞こえた
「愛珠さん、どうかなさいましたか?」
そう言いながら愛珠をソファーに誘導する
「実は私、あの後また獅子搏兎に戻って…」
「そうなんですか?
良かったですね」
話を聞きながら入れた紅茶を愛珠に差し出すと頭を下げて受け取った
「それもこれも、あなたのお陰です
ありがとうございました」
愛珠はふわりと微笑み、幸せそうに見えた
「愛珠さん
この調査書、どうぞお持ち帰りになって下さい」
「え、そんな、いいんですか?」
「はい
もう必要なさそうなので」
にこりと微笑み愛珠に手渡すと嬉しそうに受け取った
「もう必要にならないといいな…」
「でも、今の貴女達なら大丈夫でしょう?」
「…はい」
愛珠は笑顔のまま部屋を後にした
コピーしておいた調査書の表紙に調査完了の消印を押す
それをFAXにセットし送信した
依頼者の出入口となるドアを開けて看板を外出中にし、鍵を閉めてソファーに戻る
今日のような暖かい日は昼寝に限る
すぐに眠りに落ちていき、幸せな夢を見た
ー依頼者・愛珠【完了】ー
「こんにちは」
ノックの音のあとに愛珠の声が聞こえた
「愛珠さん、どうかなさいましたか?」
そう言いながら愛珠をソファーに誘導する
「実は私、あの後また獅子搏兎に戻って…」
「そうなんですか?
良かったですね」
話を聞きながら入れた紅茶を愛珠に差し出すと頭を下げて受け取った
「それもこれも、あなたのお陰です
ありがとうございました」
愛珠はふわりと微笑み、幸せそうに見えた
「愛珠さん
この調査書、どうぞお持ち帰りになって下さい」
「え、そんな、いいんですか?」
「はい
もう必要なさそうなので」
にこりと微笑み愛珠に手渡すと嬉しそうに受け取った
「もう必要にならないといいな…」
「でも、今の貴女達なら大丈夫でしょう?」
「…はい」
愛珠は笑顔のまま部屋を後にした
コピーしておいた調査書の表紙に調査完了の消印を押す
それをFAXにセットし送信した
依頼者の出入口となるドアを開けて看板を外出中にし、鍵を閉めてソファーに戻る
今日のような暖かい日は昼寝に限る
すぐに眠りに落ちていき、幸せな夢を見た
ー依頼者・愛珠【完了】ー


