新しいお姫様には誰にも言えない事がある
それは誰だって一緒
しかしそれが犯罪紛いだとすれば話は違ってくる
今頃、校長室にいる事でしょう
獅子搏兎の彼らにはとっておきの罠を用意しておいた
まぁ、それはまた後のお話
今はあの汚れたお姫様を裁かないとね?
相談所を後にして校長室へ向かう
ドアをノックして入ると既にいた須藤姫奈が教師によって取り押さえられていた
「初めまして、須藤姫奈さん」
そう言って須藤姫奈へ笑いかけるとギロりと睨まれた
「あんた誰よ!
なんであたしがこんな目に…」
「愛珠さんをご存知ですか?
いえ、存じているはずです
貴女が蹴落とした相手ですから
私は愛珠さんから雇われた復讐代行人、とでも言いましょうか
貴女と獅子搏兎の皆様に制裁を下すべく、このような形でご協力をお願いしました
あ、安心してくださいね、貴女も後で警察に引き取って頂きますので
貴女だけを助けるなんて事、致しませんから」
最後に柔らかく微笑めば、須藤姫奈は暴れ始めた
親が黒い噂が絶えない須藤組の組長だと聞いていたから、こうなるのは想定内
親が親なら子供も子供、ずる賢いその頭には罪と言う意識すらない
さて、彼女には餌になってもらわないと
獅子搏兎は須藤姫奈の姿を見てなんと言うだろうか
きっと私の予想は、当たっている
ツキはこちらに回ってきた
それは誰だって一緒
しかしそれが犯罪紛いだとすれば話は違ってくる
今頃、校長室にいる事でしょう
獅子搏兎の彼らにはとっておきの罠を用意しておいた
まぁ、それはまた後のお話
今はあの汚れたお姫様を裁かないとね?
相談所を後にして校長室へ向かう
ドアをノックして入ると既にいた須藤姫奈が教師によって取り押さえられていた
「初めまして、須藤姫奈さん」
そう言って須藤姫奈へ笑いかけるとギロりと睨まれた
「あんた誰よ!
なんであたしがこんな目に…」
「愛珠さんをご存知ですか?
いえ、存じているはずです
貴女が蹴落とした相手ですから
私は愛珠さんから雇われた復讐代行人、とでも言いましょうか
貴女と獅子搏兎の皆様に制裁を下すべく、このような形でご協力をお願いしました
あ、安心してくださいね、貴女も後で警察に引き取って頂きますので
貴女だけを助けるなんて事、致しませんから」
最後に柔らかく微笑めば、須藤姫奈は暴れ始めた
親が黒い噂が絶えない須藤組の組長だと聞いていたから、こうなるのは想定内
親が親なら子供も子供、ずる賢いその頭には罪と言う意識すらない
さて、彼女には餌になってもらわないと
獅子搏兎は須藤姫奈の姿を見てなんと言うだろうか
きっと私の予想は、当たっている
ツキはこちらに回ってきた


