「大丈夫だよ。 お母さん、勇太くんの事大好きだから、迷惑になんか絶対に思ってないよ。 めちゃめちゃ楽しそうにしてたじゃん。 ワタシも明日・・・」
『明日』の次の言葉が続かず、下を向いてしまった美紗。
オレの家族と良い関係を築きたいと思ってくれている美紗。 でも、不安が拭えないのは当然だ。
「焦らない焦らない。 ゆっくり行こうよ」
腰を屈めて美紗の顔を覗くと、
「そうだね。 焦ってどうにかなる事じゃないもんね。 焦らないしゆっくり行くけど、さっさと帰ろう。 早く勇太くんと部屋でまったりしたい」
美紗がオレに笑顔で頷いた。
「オレもー。 美紗とゴロゴロしたい。 よし!! しゃきしゃき歩こう、美紗!!」
美紗の手を取り、2人で若干早歩きになりながら駅に向かった。



