考えが纏まらなかった私はとりあえず、何となく窓から抜け出してみることにしました。

えへっ☆

なーんてね

だって、ドアから出たら皆達と鉢合わせする可能性が高い。

それは•••さっきのこともあるし、気まずいよね。

という訳で、部屋にあった唯一の窓から外に出て敷地内を見学してみることにしました。

わーぱちぱち

はぁ。

1人で何やってんだろ、私。

とにかく部屋から出なきゃ始まんない。

「よいしょっと」

一人芝居をやめた私は、ようやく地面に降り立った。