「それじゃあ私は失礼す――」

ガシッ

ん?ガシッ?

見ると沖田に手首を掴まれていた。

「待ってください。あなたは辻斬りの情報さえ手に入ればそれでいいんですか?」

「え、ああ、そうだが・・・」「総司?」

土方も意図がわからないのか、不思議そうに沖田を見る。