さっきの弘也と同じような反応をしてしまう。 だ、だって…弘也の手があたしの手をギュッと握ったんだから。 久しぶりの弘也の温もり。 嬉しすぎて彼の顔が見られない。 「なんだよ、急に大人しくなって。 お前が悪いんだぜ。 素直に俺に食べさせようとしねぇんだから」 自分が今したことを言われると、更に恥ずかしくなる。