新しい教室に入り、1番前の席で純花と話をしていた。 光の宮の私たちは、前もってクラス発表されており、掲示板を見ずにそのまま教室に入ってきた。 だから、祐希と同じクラスなんて知らなかった。 「……木下茜ちゃん!」 「え?」 いきなり、教室に入ってきた人に名前を呼ばれた。