高校2年にして私にもやっと一人じゃない休日が来るなんて……。 そんな夢のようなお誘いを受けた私の頭にはパァッと花が咲いていた。 「あ……急に誘って嫌じゃなければだけど」 先日の如く、首を高速ぶんぶんしてみせる。 「嫌だなんて……!!まさか……!私こそ、正木さんと話したいです!」 「ほんとに?よかったぁ。実はわたし、今からもう楽しみなの」 ああ……正木さんは、秀才で綺麗な上に笑顔まで輝いてる。