微笑んでくれた椎名くんに、私の涙腺は、もう耐えれそうにもない。 だけど、まだ伝えたいことが一つだけある。 ねぇ、椎名くん。 それは私も同じだったんだよ。 私の言葉はいつも誰かを傷つけてしまう。 そう思って過ごしてきた俯いた日々。 だけど、自分の言葉にして伝えたら、きっと届くんだって。 椎名くんが、私に教えてくれたから。 不気味な私に手を差し伸べてくれるような、そんな相手なんて。 現れるはずがないって思ってた。 まるで夢物語だって、ずっとずっと、そう思ってた。