「国崎くん……?」
オレンジ色の髪が目について私は目を丸くする。
「え?お前もって、もしかして国崎くんも執事喫茶に……」
「っ、違うからな!オレは興味ねぇよ!ここ、梶さんのクラスだから……」
「か、梶先輩の……!?」
切れ長の瞳を険しくした国崎くんをよそに、私は驚きで一瞬固まったまま。
「じゃなきゃ、男のオレがこんなとこに来るわけねぇだろうが……」
「そっ、そうだよね……」
「つぅか、すっげぇ視線感じるのは、お前のせい?」
「へ……?」
執事の数人が呼び込み的なものをしている廊下。
その廊下の前から執事喫茶に目が離せない舞ちゃんと、確実に見られている視線を浴びた私と国崎くん……。



