【完】クールな君に告白します




教室へと戻るとみんなは創立記念祭の準備に追われていて、私はすぐに正木さんと一緒に屋敷の扉の作成に取りかかった。



「私、ちゃんと驚かせたり出来る……かな?」


「ふふっ。こうなったら、とことん驚かせなきゃね?オバケ役にさせたこと、後悔するくらいにっ!」



初めての創立記念祭の作業に、正木さんは嬉しそうに口元を緩めていて、見ている私まで嬉しくなる。


友達がオバケ役なんて……。

そんな相談をしたけれど正木さんのかけてくれた言葉に、心配と不安はすぐに笑顔に変わる。


……と、その時、背中に感じる視線に振り返れば。