【完】クールな君に告白します




観察するように過ごした日々で発見したこと。


グループ内で浮いたり一人違う意見をした者は、いつの間にか自分の居場所は消えてなくなり独りぼっち。



だから……みんなと同じ反応をして同じ気持ちを吐き出して、みんなの話から脱線しないで、いつも同じ場所にいればそれだけで安心出来た。


それが、独りぼっちにならない絶対条件だったように思う。



「っ、どうしよう。わたしもね、梶先輩が好きになっちゃったの……」



中学二年になっても全く上達しない基礎練の途中で、グループの一人であるカスミちゃんが私にだけ話したい……と、打ち明けてくれた。


一つ年上の梶先輩は男子バスケ部のエースで、女の子から絶大な人気を集めていることは入部してすぐに知ったこと。