【完】クールな君に告白します




視聴覚室で着替えるチイちゃんを守るような気持ちで何度か見張りをする私は、チイちゃんが大好きだった。


私を頼って相談してくれたことが堪らなく嬉しくて、そんな自分を誇らしげにさえ思っていたのだ。



けれど、ある日事件が起きたーーー。



「ごめんね、公ちゃん。いつもお願いしちゃって」


「ううん!着替えが終わるまで待ってるからね?」



今日ね、生理なんだ……と告げられた私は、視聴覚室で着替えているチイちゃんを部屋の前で待っていた。



「おいっ、月城。視聴覚室の前でなに突っ立てるんだよ!ここは、使っちゃいけない教室だぞ!」


そう言ったのは、よく先生に叱れている部類の男子だった。