【完】クールな君に告白します




「不気味、お前っ……、」



乱暴に月城の手を振り払った隼人が舌を打って眉をしかめる。



「……あのっ、これはつい……!国崎くんが、悪魔のような顔を……」


「あ?誰が悪魔だって?」


「……ヒッ。ご、ごめんなさい!」


「っ、てめぇ……また泣きそうな顔してんじゃねぇよ、バカ!」



微かに焦りだした隼人が誤魔化すように睨みをきかすから、慌てて頭を下げる月城は、もういつもの月城だった。


でもオレは、そんな月城の横顔を見ていたら、罪悪感にも似た気持ちが芽生えて唇を噛み締めた。