このままみんなに不気味ちゃんと認識されたままでは、私の学校生活で友達を作ることはまず無理だと思う。
せっかく話せるようになった正木さんにも、嫌な思いをさせてしまわないように、私は少しでも自分を変えていけたら……。
「お前の言葉はどこにいったんだよ?」
黙ってても、何一つ変われない。
だから、椎名くんもイラ立ちを顔に出すわけで。
難しいことだけど椎名くんが言ってくれたように、周りの顔色とか、反応とかを気にしないで、私の気持ちを伝えたい。
……私の言葉で。
「……椎名くん、ごめんね。難しいけど、私……黙ってないで、これからは自分の気持ちを伝え……」
「ねぇねぇっ、椎名くん?冬休みって忙しい……かなぁ?」
目と目が合って言い終える前に、見計らったかのように割って入ってきたのは、うっとりと瞳を輝かせた春風さんだった。



