軽くつま弾いて、指を慣らしているようだ。
ライブを終えた後なのに、また弾いてくれようとしている。
ごつごつと節が高く、長い指。
日常的にギターに触れている手だと、察せられた。
「ここで弾いちゃって、だいじょうぶ・・・かな?」
「アコギと違って、アンプにつながなきゃ音が響かないから。
ちょっとくらいなら、近所迷惑になんないだろ」
どこか頼りなげな音だ。
でも、とても綺麗な。
「なにを・・・」
弾くの?
それは、あたしの・・・ため?
ライブを終えた後なのに、また弾いてくれようとしている。
ごつごつと節が高く、長い指。
日常的にギターに触れている手だと、察せられた。
「ここで弾いちゃって、だいじょうぶ・・・かな?」
「アコギと違って、アンプにつながなきゃ音が響かないから。
ちょっとくらいなら、近所迷惑になんないだろ」
どこか頼りなげな音だ。
でも、とても綺麗な。
「なにを・・・」
弾くの?
それは、あたしの・・・ため?



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)