ただ奈緒の目は、ひたすらステージの修二を見つめ続ける。
音楽のこともギターのことも、よく知らないけれど。
修二の指は、なんてすばやく正確にギターの上を動くのだろう。
その華麗さに、ただ目を奪われる。
自在に弦の上を流れる指も、こきざみに上下する腕も、眉を寄せた寡黙な表情も、
すべてが、奈緒の知らない修二だ。
長いソロパートを涼しい顔で弾ききり、満場の喝采をあびる。
わずかにこぼれた白い歯に、胸が熱くなる。
気づけば、奈緒も夢中で歓声を送っていた。
音楽のこともギターのことも、よく知らないけれど。
修二の指は、なんてすばやく正確にギターの上を動くのだろう。
その華麗さに、ただ目を奪われる。
自在に弦の上を流れる指も、こきざみに上下する腕も、眉を寄せた寡黙な表情も、
すべてが、奈緒の知らない修二だ。
長いソロパートを涼しい顔で弾ききり、満場の喝采をあびる。
わずかにこぼれた白い歯に、胸が熱くなる。
気づけば、奈緒も夢中で歓声を送っていた。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)