口中を満たす、アルコールの混じる唾液を、あえぎながら飲み下す。
耳に響くのは、たがいの呼気と水音ばかり。
びりびりと身体の芯から、電流を流されたような痺れが広がる。
苦痛と快楽のはざまにある感覚。
もうなにがなんだか分からない。
和也の求めに応えるように、たどたどしくも口を動かす。
いつのまにか、あごから離れた和也の手が、奈緒の服の上をすべっている。
わき腹から、胸元へ。
耳に響くのは、たがいの呼気と水音ばかり。
びりびりと身体の芯から、電流を流されたような痺れが広がる。
苦痛と快楽のはざまにある感覚。
もうなにがなんだか分からない。
和也の求めに応えるように、たどたどしくも口を動かす。
いつのまにか、あごから離れた和也の手が、奈緒の服の上をすべっている。
わき腹から、胸元へ。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)