「もー、2人とも〜親しき仲にも礼儀ありって言葉知らないの〜?」



半分呆れ気味に言うと…。



「いいじゃん、楽しそうだし」



「圭介…」



いいの…かな?



「2人とは最高の親友と幼馴染みだろ?これ以上ないくらいの信頼関係で結ばれた。だからそれに免じて今日は許す!」



「も〜、どうせスイーツがあるから気分上がってるだけでしょ〜」



相変わらず圭介はスイーツに甘いんだから!



でも…まぁ、いっか。



圭介の言ったことは間違ってないし。



2人は最高の親友と幼馴染み。



これは自信を持って言える。



いろいろ複雑なこともあったけど…でも、みんな幸せになれたんだし、何よりいつだって何があったって一緒にいた。



一緒にいてくれた。



きっとそれはこれからも変わらない。



この先ずっと、おばあちゃんになるまで。



私って最高に恵まれてるなぁ…。