気分が乗ってきて、鼻歌でも歌おうとした時…。



タッタッタッタ…



遠くから誰かが走って来る音がした。



もしかしてやっとつむぎが来たのかな?



遅いって言って、ジュース奢ってもらおうっと!



そう思って足音の方を見た時…。



「陶山!」



現れたのは龍人君だった。



「あれ、龍人君?なーんだ、つむぎかと思ったのに〜」



息が切れてるし、何か急いでるのかな?



にしてもつむぎ遅いな〜。