孤独な優しい元姫



痛い……


痛い……


ザーーーーーーーーーーー


なんで…


違うのに……


「ヒック…ヒック………」


飛華流……飛華流……もう苦しいよ……


……飛華流…ごめんね……
この命守ってくれたのに…
私、もうやだ…こんなの……もう…


「今、行くからね……飛華流…」


フラつきながらも、ゆっくり歩く


あ、もう
このウィッグとカラコン要らないや…
どうせ、死ぬんだから…


私は
ウイッグとカラコンを取り、その場に落とした


そして、再び歩き出す


フラフラな足で、着いた先は学校


あれ?
教室の電気、全学年消えてる…


あ、体育館は付いてるや…


もしかして、今日集会だっけ?
じゃあ、早く飛び降りなきゃ……