ちょっとだけ。


これ、私が本屋さんでたまたま手に取り読みだしたら号泣したやつです、笑。


マジ号泣。


実はワタクシ…古くからの友人たちの間では有名な話なのですが、『おんな、こども、動物ネタでは泣かない女』と呼ばれてたくらいその手の話では全く泣かないんです。


ええ、すいません。


酷いやつです(笑)


でもそんな私が本屋で号泣。


しかも立ち読みやで(;・∀・)


これはねぇ、なっちゃんと言う女の子のお家に赤ちゃんが生まれたんです。


それでね、お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しくて中々、なっちゃんまで手が回らない。


だから、なっちゃんは自分はお姉ちゃんになるから自分でなんでも頑張ろうとするんです。


お母さんと手を繋ぎたいんだけどお母さんは赤ちゃんを抱っこしてて出来ない。


だからお母さんのスカートを掴むの。ちょっとだけね。


喉が乾いて牛乳を飲みたいんだけどお母さんは赤ちゃんのミルクで忙しいから自分で入れる事に。


なっちゃんは生まれて初めて自分でコップに牛乳を注ぎます。


でもうまくいかなくてこぼしたり。


他にも赤ちゃんのお世話で忙しくしているお母さんを困らせないようにって色んなことを一人で頑張ります。


公園のブランコを漕いでみたりするけどちょっとだけしか上手く漕げなくて。


どれもがうまく行かないんですよね。


そりゃそうですよ。


それでね、ちょっと、眠くなってしまったなっちゃんはお母さんに言います。


「眠くなったからちょっとだけ抱っこして」って。


するとお母さんは言います。


「ちょっとだけじゃなくていっぱい抱っこしたいんだけど」って。


もうここらへんで決壊ですよ、号泣。


でまぁ、なっちゃんはお母さんにいっぱい抱っこしてもらいました。っていう話。


これ、やっぱり絵本なのでね、そのイラストも泣かせるんですよ。


なっちゃんが一生懸命お着替えしてたりとか、さっきの牛乳にしてもこぼしちゃってたりとか。


とても優しい色使いで優しいタッチで描かれています。


そのイラストからも伝わる一生懸命さがまた涙を誘うんですよ。


いやぁ、これは泣きました。


きっとね、自分と重ねたんでしょうね。


私も子供が二人いるので、上の子に我慢させてる所があるなぁって。


どうしても下に手が掛かります。


だから自分に重ねつつ、そして我が子にも重ねつつ…


泣けますよ。


だけどこの絵本を読んでからはちょっとした時に上の子をいっぱい甘やかしてぎゅうってしてちゅう〜もして…


ええ、最近、ちょっと嫌がられ…


ちょっとだけ、ね(笑)


えっとですね。


とにかく、泣ける絵本です。