二人が私より仕事を選んだのが悲しかった。 ハズなのに・・・・・・。 『一緒にいるよ、ずっと。』 遼真は私の手をギュッと握って言った。 『お前は笑ってる方がいい。 だからもう泣くなよ。』 照れながらそう言ってくれた彼のことが 嬉しくて・・・・。 「ん・・・・・」 「お。起きたか。授業終わったぜ?先生が 課題増やしてたけどな。」 「うそ・・・」 確かさっきの授業って理科だったよね。 ただでさえ課題は多いのに、 増やすって・・・・。